デンちゃんのDQB2綴りvol.2-2【俺様王子vs我儘王女、そしてまたしてもお人好しの奴隷】
前回のあらすじ
奇跡的に助かり特盛性癖詰め込み少年のシドーくんと出会い、悲しみを背負いながらおくりびとしました(トラウマ)
でもまだ女の子が1人息があるとシドーくんが言っていたはず…!
では続きをどうぞ
よ、良かったぁ〜!この女の子は生きていそう!!
ひとまず介抱してあ…
ちちちちがうよ!!!!ちょっと声掛けただけなんだってば!!!(不審者ムーブ)
…逃げられてしまった。
というかシドーくん!!!物騒極まりないけど???これ以上おくりびとさせないでくれるかな!!??トラウマを増やさないで!!!!!!
ひとまず人が多いに越したことはないはず…。ルルって言ってたよね、あの子。ルルちゃんを追いかけてみようか。
落ち着いてルルちゃん、悪いようにはしないから…ね?(不審者ムーブ2回目)
あ、お気づきになられました?良かった…
そう、ホネちゃんのお友達である自称天才ビルダーです。見習いって言わないで…
そういえばルルちゃん追いかけて来た時、このスペースの隣に汚いテーブルあったね?あれのこと?あれで物が少し作れるんだね。
そういえば船に乗ってた時も(都合によりカットされたが)作業台あったし、作業台があれば物作りができると…
じゃあみんなで物作りしながら助けを待とう!
私1人にミッションを課せられました?ルルちゃんとかシドーくんは手伝ってくれない感じ??報酬出ますか?
シドーくんは変わらず物騒だな!!!
もしかして拳で言う事聞かせるタイプの脳筋?
ひとまず整理しようか。
ルルちゃんからのミッションは3つ。
1.お部屋を作る
ルルちゃん曰く、2段以上に積まれたブロックの壁と扉を組み合わせると『部屋』というのができるとの事。これとっても大事で、今後も部屋の概念は覚えておいた方がいいのよ!なるほど、ちょうどルルちゃんが逃げ込んだ場所って扉もあったしそこを利用してお部屋が作れそうな感じだね!周りにブロック落ちてたし横領グローブビルダーグローブ使えば何とかなりそう。
2.お料理をする
以前の日記でもちょろっと話したけど、お料理を食べることで体力回復したりお腹を満たしたりすることができるんです。ルルちゃんはモモガイが食べたいって言ってたから、どうにかしてモモガイを料理してルルちゃんに提供すればいいのかな。モモガイって響き可愛い。美味しいのかな?
3.寝床の確保
実は寝床も回復手段になるんです。ビルダーズにもちゃんと昼夜があってお昼に寝ると体力回復、夜に寝ると体力回復と共にぐっすり寝て朝を迎えることができるってわけ。ルルちゃん、シドーくん、デンちゃんの分の3つ寝床を用意してみんなで川の字になって寝たいね!デンちゃん真ん中ね、シドーくん隙あらばルルちゃんの息の根止めそうだから…。
ま、まぁ確かに遭難者とは思えないくらいパワフルよね…。でもいいんじゃないかな?ポジティブに行くのは悪いことではないと思うし…
何だかシドーくんって本当に何も分からないって感じだよね。あの船に乗ってなかったから初めからここにいたんだか我々同様流されてきたんだか…。記憶喪失?それともシンに近付きすぎた?シンの毒気にやられたか…でもこうして生きてるんだ。エボンの賜物だな(お祈りポーズ)
まずはお部屋の方からいきましょう。グローブ使えばぱぱっと終わる事だし!
パワー!
そこら辺に落ちてたブロック使って壁を作り、無事お部屋を完成させました。
どうでもいいんだけどデンちゃんのここ好きポイントがあって、違うブロック重ねた時の境界線の馴染み方が結構好きだったりするのよね。ブロック1つ1つは別に各辺が波打ったりしてるわけじゃなくてきっちりと立方体なんだけど、同じブロックと重なる時は境界線が無くなって、違うブロックと重なる時だけこんなふうに馴染むんだよね。めっちゃ好き。
あと各ブロックの模様というか絵柄というか、例えばここで言えば砂浜の波打つ模様であったりとか岩部分の模様であったりとか細かな部分の模様であったりとか凹凸、影であったりとか綺麗だなぁって思ったりする。
と、余談が過ぎましたが無事完成しました!
1つ目のミッション終了しました!
残りはお料理と寝床の確保の2つ。天才ビルダーのデンちゃんにかかればあっという間ですよ。
じゃあ次は食料確保と参りましょう!
その前に料理するためのものを作らなければ…
たき火、思い付きました。
やはり無人島と言えば燃え盛る炎にぽーーーーん!!!(危険)
…船員じゃないよね???野良スライムよね???
というかいちいち肉体言語のシドーくんがもはや可愛い生き物に見えてきた…。さすが特盛性癖少年…。
油はゲットしたけど木材がないので、モモガイとかいう可愛い名前の貝とともに探しに行きましょう!
本当に何にも分からないんだシドーくん。これはデンちゃんが手取り足取りじっくりゆっくり教えてあげないといけないのかもしれない。
いやこれはシドーくんのおっしゃる通りだわ。デンちゃんが悪いわ。
シドーくんが肉体言語で理解させてこなくて良かったわね…
そして捜索の末、木材とモモガイ見つけました(写真上手く撮れず)
生で食う貝は危ないのでちゃんと火を通しますとも…。昆布を生で食ったデンちゃんが言うのも何ですがね?
というわけで、いくつかのモモガイを拾い野生のスライムがいたので肉体言語で分からせ油を絞り取り近くに生えてた草をむしってまいりました。
たき火をお部屋にセットしてぽーーーん!
上手に焼けました〜🍖
どうぞ〜。あとで味の感想お願いします。
デンちゃん貝類得意じゃない種類もあるので(好き嫌い多い)美味しいようだったら頂こうかな?
…あ、私は結構でーす(白目)
火を通してなお生臭いの?砂抜きしてないからそうなるの??それがとっても美味しいの………??
味覚がバケモノの子なの????
ひとまずルルちゃんのおなかを満たしてあげることができたので、改めて自己紹介タイムに入りました。
私、天才ビルダーのデン。こっちはシドー。
性癖四次元ポケットです
デンちゃん的にはコンビでもいいと思ってるよ。ただこんなにドストライクな性癖が隣で歩いてたらまずは心に理性の檻をビルドする必要があるのと万が一のために私が入る檻をビルドしておく必要があるのとシドーくんに不届きを致す不埒者をぶち込むための檻をビルドしておく必要がありますね。
シドーくんのおしりは私が守る!!!
そんなこんなでモモガイ回収のついでに集めておいた草で寝床も作りました。
川の字で並べておきます。
寝る位置的にはデンちゃんを真ん中に左右にシドーくんとルルちゃんの方がシドーくんがルルちゃんの息の根を止める心配がなくていいかな?
これから心にかける理性の檻をビルドしますね。
夜になるとどうしてもセンチメンタルになるよね。突然始まったルルちゃんの過去話ですが、そうなんだ…。ルルちゃん辛かったね…。両親が殺された挙句そのまま連れ去られちゃうなんt…
あ、しっかりと行動派でした。
ただやっぱり辛いものはあるよ。両親は殺され復讐のために乗り込んだものの捕まり、その船だって難破して。奇跡的に生存したものの、流れ着いたのは何も無い無人島。一緒に牢屋いた人は死んでしまったんだから。ルルちゃんの人生ハードモードすぎん???
ルルちゃん…
こんな状況下にあっても前を向いていこうとするルルちゃんに涙が止まらないんだけど。わかった、これからよろしくね!
無事達成しましたー!
夜も更けてきたことですし、明日のことは明日考えるようにしよう。今日は色々なことがありすぎたよ。
じゃあ、みんなおやす…
やりたがりの小学生がいたわ
次回!
デンちゃんのDQB2綴りvol.2-3【モノ作るってレベルじゃねえぞ!】